The English We Speak
Clickbait
EPISODE 161220 / 20 DEC 2016

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[要約]

餌とは、何かを引き寄せて捕まえるために使う物。例えば魚とかを。ではクリックベイトとは何でしょう? 美しいイギリスの川岸にいるニールとフェイフェイに合流して、魅力的なネット上のリンクを言い表すこの言葉を学んでください。

[台本]

ニール:こんにちは。今回のThe English We Speakのためにこの美しい川辺までようこそ。インターネットに関連した新しい言葉をお教えしましょう。僕はニール。そして僕と一緒なのはフェイフェイ。

フェイフェイ:どうも、みなさん。

ニール:気晴らしに少々釣りをする、これに勝るものはないよ。そうだろ、フェイフェイ? 餌を渡してくれるかな?

フェイフェイ:餌、それは魚をおびき寄せるために使う何か。虫がよく使われます。いいわよ、ニール。でも餌はどこにあるの?

ニール:持ってくるのを忘れたなんて言わないでくれよ。いいや、じゃあちょっと僕のスマホを見てみるよ。近所に買えるところがあるかな…、わあ、これ見てよフェフイフェイ。在宅勤務で年に100万ポンド稼ぐ方法だって。

フェイフェイ:そんなリンクを辿るのは止めなさい、ニール。それはただのクリックベイトでしょう。どうせすごく馬鹿げた物よ。

ニール:クリックベイト。お話ししたように、「餌」は魚を釣ろうとする時に魚を引き寄せるために使う物です。クリックベイトは、ウェブサイト上のリンクで、あなたを引き寄せようとするもの。あなたにクリックさせるものです。

フェイフェイ:この言葉は二つの語から出来ています。'click'と'bait'でクリックベイト。次のような例があります。

[例]
僕はネットで長い記事を読めたためしがない。どうにもクリックベイトに気を取られて、いつも結局どこか他のサイトに行ってしまう。

あの記事が本当にジャスティン・ビーバーについてじゃないと分かってたはずなのに。彼の写真を使っているのはただクリックベイトよ!

かつてはソーシャルメディアが大好きだったけれど、今ではまったく広告やクリックベイトだらけ。ガラクタだよ!

ニール:クリックベイト。ウェブサイト上のリンクで、あなたの注意を引いてクリックさせるように作られている!

フェイフェイ:これはかなり否定的な意味合いです。クリックベイトをクリックしたときは、少し騙されたような気がします。

ニール:その通り。クリックベイトの主な狙いはサイトへのアクセスを得ることで、純粋に情報を伝えることではありません。今のところは。フェイフェイ、どうやったら虫を手に入れてこの釣り旅行を成功させられるだろう?

フェイフェイ:もう一度あなたのスマホを見てみましょう。まぁ見て、「有名人の失敗ファッション…」

ニール:フェイフェイ、それはクリックベイトだよ。僕が必要なのは餌!

二人:さよなら!

[ノート]

Join:接合する・合流する・付き合う・参加する・加入する・加わる
English:英語の・イギリスの・イギリス人の
riverbank:川岸・川の土手・川堤
learn:学ぶ・身に付ける・覚える・知る
describe:言い表す・説明する・表現する・描写する
tempting:魅力的な・誘惑する・そそる
online:オンラインの・インターネット上の・ネットワークに接続された

riverside:川岸・川辺・河原
edition:版
connect:つながる・接続する・結び付ける
Hi there:やあ・どうも・こんにちは
nothing beats:~に勝るものはない・~が一番良い・~は最高である
a bit of:少しの・ちょっとした・少々
fishing:魚釣り・漁業
relaxation:くつろぐこと・気晴らし・緩和・レクリエーション
pass:(ここでは)渡す・手渡す
bait:餌・誘惑するもの
stuff:物・物事・材料・素材・素質
attract:引き付ける・魅了する・呼び込む・招く・注目を引く
Worm:虫・毛虫・芋虫
Don't say:~じゃないでしょうね・~なんて言わないで
bring:持ってくる・連れて行く・もたらす
just:ちょうど・ただ~だけ・ぴったり・実に・まさに・単に・ちょっと
have a look:見る・一見する・ちょっと見る
nearby:近くの・周囲の・近所の・隣接する
earn:稼ぐ・金を得る・獲得する
pound:ポンド
work from home:在宅勤務をする・自宅で仕事をする
follow a link:リンクをたどる
follow:ついて行く・追いかける・たどる・進む・行く・従う・倣う
link:輪・環・結び付き・絆・関連性・リンク
clickbait:クリックベイトとは、わざと扇情的な見出しや刺激的なサムネイル画像をつけてネットユーザーのクリックを誘うウェブページやリンクや動画や広告などのこと。 (英語ネットスラング辞典より)
some:(ここでは)相当な・かなりの・大した
nonsense:無意味な・ばかげた・つまらない・無駄な・ナンセンスな・でたらめな
As we said:述べたように・話したように・お伝えした通り
try to:~しようとする・~しようと試みる
catch:捕まえる
click:カチッと音をさせる・カチッと押す・クリックする
word:単語・語・言葉
make up:作り上げる・(ここでは)構成する・成り立つ・編成する
here are:~を以下に列挙する・~は以下の通りである
example:例・用例・模範・例題
never:決して~ない・少しも~ない・~したことがない
article:記事・論説・条項・項目
distracted:気を散らされた・気を取られる・注意散漫な・不注意な・集中しない
end up:~になってしまう・~で終わる・結局~になる・最後は~することになる
I should have known:知っておくべきだった・うかつだった・知っているはずだった・知らないといけなかった
really:実際には・実のところ・本当に・正直に・明らかに・間違いなく・全く
例文see at a glance what the message is going to be about:何についてのメールであるかを一目で理解する
Justin Bieber:ジャスティン・ドリュー・ビーバー(Justin Drew Bieber, 1994年3月1日 - )は、カナダのポップミュージシャン、俳優、シンガーソングライターである。男性。身長175cm、体重66kg。(wikipediaより)
image:像・画像・映像・心象・イメージ
used to:よく~したものだ・昔は~していた・以前は~だった
be full of:~で一杯だ・~だらけだ・~に満ちている
advert:広告
Rubbish:くず・ゴミ・廃棄物・くだらないこと・ばかげたこと
design:考案する・策定する・設計する・デザインする・意図する・~の目的で作る
draw attention:注目を集める・注意を向ける・関心を集める
draw:引く・引き込む・引き寄せる・招く
quite:すっかり・全く・かなり・非常に・相当
negative sense:否定的な意味
feel like:~のように感じる・~な気がする・どうやら~らしい・~したい気分である
tricked:だまされる
That's right:その通り
main:主要な・中心的な・主な
aim:目的・目標・狙う事
get hit:アクセスがある
rather than:~よりもむしろ・~ではなく
genuinely:誠実に・心から・純粋に・真に・本当に・生来
inform:情報を与える・知らせる・告げる
right now:ちょうど今・今すぐに・現時点では・今のところ
(テキストのRight, now Feifei,だと:まさに。さてフェイフェイ みたいな訳になるけれど、音声ではRight now, Feifei, なので、そう訳したけど、どうなんだろ)
trip:旅・遠出・訪問・出掛けること
success:成功・達成
another:もう一つ・別の・違った
Celebrity:有名人・著名人
clothing:衣類・衣料品・服・ファッション
failure:失敗・不成功・失敗作・怠慢・落第・破綻・不足

川辺を表現する効果音の中でも羊が鳴いている不思議。