The English We Speak
To be fair
EPISODE 170131 / 31 JAN 2017

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[要約]

人生はいつも公平ではありません。しかし、誰かと興味深い議論をしている時には、議論の両論を掘り下げるのはしばしば良い考えです。あなたがそうするのに役立つ表現を学びましょう。

[台本]

ニール:The English We Speakへようこそ。僕はニール。

フェイフェイ:そして私はフェイフェイ。

ニール:知ってるかなフェイフェイ、僕はここロンドンで暮らすのが大好きなんだ。だって、文化に公園にレストラン。ここにはなんだってある。

フェイフェイ:ええ、悪くないわね。ただ公平のために言えば、一番安上がりに暮らせる場所ではない。

ニール:確かに。とは言え、たいていの世界の首都は、生活するのに相当金がかかるものだよ、公平に言って。

フェイフェイ:実際、公平に言っても、この大都市から出ていく理由はたくさんあると思います。ほら、もっと広くて、空気はきれいで、人は少なくて、それに…自然!

ニール:フェイフェイ、僕らは賛否双方にいい議論をしてきたと思うよ、公平に見ても! それに、今日の慣用句を実演できているといいな。それは「公平に言って」。

フェイフェイ:この言い方は、とりわけイギリス英語でよく耳にします。ある論点について一方の側だけない説明をしたい場合に使われます。

ニール:そんな例を聞いてみましょう。

[例]

前半戦はうまくいったけど、公平に言って、後半戦はひどかったね。

さて、ルーク。これが君の最善の試験成績と言えないことは分かっています。ただ公平を期すなら、君には準備する時間がほとんどなかったけれど。

ニール:つまり、この言葉は議論にバランスを持たせるために使うもので、主張をしたり意見を述べる直前や直後に登場します。

フェイフェイ:しかし最近では、特に会話の英語では、単に意見を言う時に使うことがあります。実際に公正さの為であろうとなかろうと。

ニール:そう。例えば、公平に言ってビートルズは史上最高のバンドだ。

フェイフェイ:イタリア料理はこの世で最高だと思うわ。公平に見ても。

ニール:ですから、この表現を耳にした時は注意してください。時にこれは単なる「つなぎ」言葉、本当の意味抜きでよく話されるものなのです。必ずしもあなたが期待するような意味だとは限りません!

フェイフェイ:公平に言って、私たちがこの番組を作る理由は、みなさんが本物の英語を理解するのを手助けするためです。

ニール:そしてこれは利用可能な最高の英語学習教材です。公平に見て。

フェイフェイ:ですが、公平に言えば、他の番組も有効です!

ニール:またお会いしましょう。

フェイフェイ:さよなら。

[ノート]

Life:命・生命・人・人生・生涯・時代・生活・世間
always:いつも・以前からずっと・相変わらず・昔から
fair:公平な・公正な・正しい・晴れの
interesting:興味深い・面白い・関心を引く
discussion:議論・話し合い・論考
often:しばしば・多くの場合・大抵
idea:考え・発想・アイデア・意見
explore:探索する・調査する・検討する・検証する・探る
both side:双方・両面・両者・両側
argument:議論・論争・口げんか・論拠
Learn:学ぶ・身に付ける・分かる・暗記する
phrase:言い回し・言葉づかい・慣用句・成句・表現
help:助ける・手助けする・手伝う・支援する・救う・役立つ・一役買う・促進する
just:ちょうど・ただ~だけ・ぴったり・実に・全く・まさに・単に・わずか・はっきり言って・いったい・とにかく

You know what:あのね・あのさ・何と・ねぇ知ってる?
love:愛する・大好き・強い関心がある
I mean:つまり・その・というか・いやその・I mean to say(私が言おうとしているのは)の to say を省略した形
culture:文化・様式・修養
park:公園・庭園・遊園地・競技場
restaurant:レストラン・飲食店
get:至る・得る・買う・手に入る・確保する・連れてくる
not bad:そんなに悪くない・まあ良い・結構いける・案外良い
though:とはいえ・だけども・ではあるけど
To be fair:公平に言って・公平のために言うと・公平な立場からは
cheap:安価な・安物の
参考best place to live:最も暮らしやすい場所.
You're right.:君の言う通りだ・確かにそうだね・その通りだ
most:最も・大抵の・ほとんどの
capital city:首都
quite:すっかり・かなりの・非常に・結構な
pricey:高価な・値の張る・高級な・豪華な
Actually:実際は・本当に・本当のところ・実は
reason:理由・動機・根拠・原因・分別
move out:引っ越す・立ち退く・出ていく
You know:ご存じでしょうが・当たり前ですが・あのね・ところで・いいかい・~ですよね・えー・あの・ほら・~じゃない
space:期間・場所・スペース・余白
air:空気・空・様子
few:少ない・わずかの
nature:自然・自然界・本質・気性
hope:願う・望む・期待する
I hope:~だといいな・~になるように
demonstrate:実際にやってみせる・実演する・はっきり示す・実証する、
a lot:大いに・かなり・たびたび
especially:特に・とりわけ・著しく
British English:イギリス英語
explain:説明する・解説する・明確にする
more than:~を超える・~より多い・超過して・~だけでなく・単に~とどまらず・~どころではない・~して余りある
one side:一面・片側
issue:論点・争点・問題・話題・核心・関心事
example:例・用例・例題・模範
play:遊ぶ・試合する・競技する・演奏する・再生する・芝居を行う・上映する (playがどれを指すのか例文だけでは不明。試合は適当に選んだ。)
well:上手に・うまく
first half:前半・上期
awful:大変な・ひどい・恐ろしい・嫌な・不愉快な
second half:後半・下期
know:知っている・知る・分かる・識別する・確信する
result:結果・結末・成果・効果・成績
exam:テスト・試験・検査
very little:ほとんど~ない・ほんの少し・ごくわずかな
prepare:準備する・整える・使えるようにする・用意させる・調理する.
give balance to:~にバランスを与える
balance:平衡・均衡・バランス・調和
just before or after:直前または直後
make a point:主張する・主張を通す・強調する・言いたいことを述べる
opinion:意見・私見・見解・判定
these days:この頃・近頃
spoken English:口語英語・話される英語・英会話
sometimes:時々・たまに
whether or not:であろうとなかろうと・~にしろ~にしろ・どっちみち
really:実際には・実のところ・本当に・正直に・間違いなく・全く
fairness:公正・公平・公明正大
The Beatles:ザ・ビートルズ はイギリス・リヴァプール出身のロックバンド。主に1960年代に活動した世界的に有名なロックバンド。1962年10月5日にレコードデビュー。1970年4月10日に事実上解散した。(wikipediaより)
band:楽団・バンド・一団
of all time:空前絶後の・史上~の
Italian food:イタリア料理
finest:最上の・最高の・極上の
there is:この世に存在する・あらゆる
careful:注意深い・用心深い・念入りな
listen out for:~に耳を傾ける・耳をそばだてる
filler:満たすもの・充填剤・詰め物・埋め草・つなぎ
参考page filler:ページの埋め草記事
real meaning:真の意義・本当の意味
not always:必ずしも~とは限らない
mean:意味する・指す・大切である
expect to:~を期待する・~するつもりである・見込みである
programme:予定・日程・計画・プログラム・番組・演目一覧
understand:理解する・分かる
real:実在する・正しい・現実の・実際の・本物の・本質的な
some of:一部の・~のいくつか・ある種の
例文come from some of the best universities in the nation:国内で最高レベルの大学の出身である(some ofをあえて訳さなくてもいいケースもある)
learning materials:学習教材
material:原料・材料・素材・資料・題材・ネタ・器具
available:利用できる・入手可能な・得られる・在庫のある・入居可能な・有効な
例文skin care solution available for everyone:誰にでも有効なスキンケア法 (フェイフェイのセリフは「有効な」か単に「使える」か?)
Bye for now:ひとまずさようなら・また今度ね・しばしのお別れです・また会いましょう
for now:今のところ・差し当たり・当面

Too much 'to be fair', to be fair.