The English We Speak
Slap-bang
EPISODE 210201 / 01 FEB 2021


[要約]

「パチン」と「ドカン」は擬音語の二つの例で、words that sound like the word they are describing.。ロブは本物の英語表現を作り出すためにその単語をくっつけるようとし、フェイフェイは今夜飲みに行く場所を表現するためにそれを使うつもりです。

[台本]

フェイフェイ:こんにちは、The English We Speakへようこそ。私はフェイフェイです。

ロブ:そして僕はロブ! さて今回の番組では、二つの音が必要になる! 平手打ちの音と(パチン)…、爆発音(ドカン)…

フェイフェイ:随分奇妙ですね! パチン…それとドカン…

ロブ:その通り! これが今回の本格的英語表現のヒントなんだ。

フェイフェイ:パチン・ドカン。これが語句でしょうか?

ロブ:これは、まさにぴったり、ある特定の場所にある何かを言い表したい場合なんだ。何かの「真ん中に」という短い語句と一緒に使われることが多い。

フェイフェイ:とても正確です。つまりこの言葉「ドンピシャ」は「ちょうどある場所に」の砕けた言い方なのですか? ちょっと左寄りでもなければ、ちょっと右寄りでもなく?

ロブ:そう。「ドンピシャ」の意味は「ぴったり」。そして僕らは今回の番組の、まさしくど真ん中にいる。なので例文をいくつか聞いてみよう…

[例]

彼は素晴らしいゴールを決めた。ボールはネットのど真ん中に一直線だ!

自分のスマホがどこにも見つからなかったんだけど、そこにあった。テーブルのまん真ん中に!

エジンバラ行の電車に乗れば、駅から出た時、真正面に城が見えるだろう。

フェイフェイ:この番組は BBC Learning Englishがお送りしている The English We Speaで、私たちは「ドンピシャ」という表現について話しています。その意味は、まさしくちょうど特定の場所だということ。

ロブ:そして、これを言うたびにピシャリ…とかボカン…という音を立てる必要はない!

フェイフェイ:ところでロブ、町のど真ん中にあるパブで友達と会うために、私は出掛けます。

ロブ:ああいいよ。僕の知っている人かな?

フェイフェイ:職場からはニール、ロイ、サム、それにジョージナだけです。

ロブ:それで僕は呼ばれていないの? ふう、それはちょっとした侮辱だね。

フェイフェイ:「侮辱」、いい言葉ですよ、ロブ。思いもしなかった失礼な振る舞いのことです。でもごめんなさい、それでもあなたはお呼びじゃないの。

ロブ:分かった。じゃあ僕はここに残ってこの効果音で遊ぶことにしよう。じゃあね。

フェイフェイ:さよなら、ロブ。

[ノート]

Slap:平手打ちのような音、ピシャッ、ペタッ、どさっという音
bang:ズドン、ドスン、バタンという音
onomatopoeia:擬音語、擬声語、オノマトペ
words that sound like the word they are describing.:訳出来ず。「彼らが表現している単語のように聞こえる言葉」。うーん、どういう意味だろう。
sound like:~のように聞こえる、~と声が似ている、~のような印象を与える
describe:述べる、言い表す、記述する、説明する、表現する、描写する
stick ~ together:~をくっつける
stick:突き刺す、接着する、くっつける
authentic:本物の、正真正銘の、真正の、真の、れっきとした、本格的な
phrase:言い回し、言葉遣い、表現法、言葉、語句、表現、フレーズ
go for a drink:飲みに行く、飲みに出掛ける

clue:手掛かり、ヒント、鍵
English expression:英語表現
expression:言い回し、言い方、語句、表現
directly:直接に、真っすぐに、そのまま、真~、まったく、まさに
例文directly aimed at children:まさに子ども向けである
例文directly across from:~の真向かいに
exactly:正確に、厳密に、ちょうど、完全に
例文arrive exactly on time:ぴったり定刻に到着する
particular place:特定の場所
particular:特定の、個別の、特有の、特別な
short phrase:短い語句
in the middle of:中央で、真ん中に、半ばに、中ほどで、真っただ中で、さなかに
precise:正確な、詳細な、まさにその、ちょうどその、ぴったりの
informal:形式張らない、堅苦しくない、非公式の、日常の、口語体の、砕けた
certain place:ある場所
certain:ある、例の
to the left:~の左に、左側に、左手に
slap-bang in the middle of:~の真っただ中に、ど真ん中に
score:得点する
there it was:あった、ありました
take a train:電車に乗る、電車で行く、鉄道を利用する:
Edinburgh:エディンバラは、スコットランドの首府であり、ロージアン州の州都。地名は「エドウィンの城」の意味。(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)
castle:城、城郭
in front of:~の前に
come out of:~から出てくる、~から外に出る
make a sound:音を立てる
be off to:~に向かう、~に行ってくる、~へ出掛ける、~へ出発する
office:事務所、会社、営業所
slap in the face:顔への平手打ち、侮辱
insult:侮辱的言動、侮辱、無礼な言動、失礼な振る舞い
expect:予期する、期待する、予想する、見込む
例文not expect to:まさか~するとは思わない
sound effect:サウンドエフェクト、音響効果、効果音
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Slap-bangと日本語のドンピシャ、なんだかすごく似ている。