The English We Speak
Moreish
EPISODE 211011 / 11 OCT 2021

要約

時に、食べ物がとても美味しくて、もっともっとそれを食べたいと思うことがあります。そんな話をするのに使える表現を学びましょう！

台本

ジャイン
こんにちは、The English We Speakへようこそ。私はジャイン…

ニール
…そして、こんにちは。僕はニールだよ。ジャイン、どうしてそこら中にオリーブがあるんだい？

ジャイン
実は、オリーブを一瓶買ったらその味がとても素晴らしかったんです。それでお店に戻ってオリーブをたくさん買い込みました！　食べだしたら止まりません！

ニール
それ以上の？　「それ以上」とはどういう意味だい？　普通以上にたくさんあるのは分かるよ。ジャイン、これはとんでもない量だ。僕のキーボードの上にも椅子にも、一面にオリーブがある！

ジャイン
「それ以上」と言ったのではありません。私が言ったのは「もっと食べたくなる」です。何かの味がとても良くてもっともっと食べたいと言うときに、この言葉を使います。あなたと一緒に食べるためにあげるつもりですが、やめられなくて全部食べてしまいたいくらいです！

ニール
まず第一に、僕は遠慮するよ。オリーブは嫌いだから。第二に、僕らは片付けをしなきゃならない！　第三に、君の「食べだしたら止まらない」の例には納得した。じゃあ、僕が掃除するのを手伝ってくれるかい？

ジャイン
その気はありますが、オリーブを食べるのに忙し過ぎるんです。オリーブが止められないってことは言いましたっけ？

ニール
まだ千回くらいしか言ってないよ。真面目な話、上司が来るから掃除を始める必要があるよ。

ジャイン
はいはい、分かりました。オリーブを下ろしてキレイにするのを手伝います！　次の例文を聞いている間にできますよ。

例
あのピリ辛ソースはやめられない。なんでももっと美味しくなるんだ！

あのケーキは食べてみたかい？　実に美味しくてもっと食べたくなるよ。

あの病みつきになるお菓子には近寄らないようにしないと！　私はダイエット中なんだ。

ジャイン
皆さんがお聞きなのはBBC Learning Englishがお送りしているThe English We Speakで、私たちは「やめられない」という言葉について話しています。「やめられない」を使うのは、ある食べ物がとても美味しくて、それをもっと食べたいと言うためです。あなたがオリーブが好きじゃないなんて信じられません！

ニール
本当さ。でも不思議なことに、オリーブオイルは好きなんだ。僕は大抵、ピーナッツのようないい香りがする物はとても病みつきだと思うよ！

ジャイン
そうなんですか！　社員食堂の新作の香ばしいピーナッツはもう食べましたか？

ニール
ああ！　あれは素晴らしいね。ピーナッツをもっとピリ辛にするために使える、香辛料が効いた超病みつきなディッピング・ソースはどうだい？

ジャイン
ああ、爆発するみたいな味ですね！　この組み合わせはどんどん食べたくなります！

ニール
もうお腹がペコペコだよ！　バケツ一杯のピーナッツだって食べられそうだ！

ジャイン
私もです！　社員食堂まで競走しましょう。私が全部食べてしまいますよ！

ニール
僕の方が先につかなければね！　おや、見て、オリーブだ！　じゃあね！

ジャイン
どこですか？　オリーブなんてありません。私を騙したんですね！　お見事です。今回の食べ物戦争はあなたの勝ちです！　じゃあね、ニール！

[ノート]

olive：オリーブは、モクセイ科の常緑高木。実が食用油（オリーブ・オイル）の原料や食用になるため、広く栽培されている。（出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』）

jar：瓶、かめ、広口瓶1杯分、ビール1杯
例文jar of jam：一瓶分のジャム
go back to：戻る、帰る
moreish：もっと食べたくなるほどおいしい、やめられない、おいしくてあとをひく、もっと欲しくなる、食べ出したら止まらない、食べることを止められない

normal：通常の、標準の、平常の
ridiculous：ばかげた、ばかばかしい、おかしな、滑稽な
all over：全体にわたって、一面に、至る所を、くまなく
seat：椅子、腰かけ、座席

offer：提供する、用意する
share：共同使用する、共有する、共に負う、一緒に食べる、分ける

hate：憎む、嫌う
tidy up：片付ける、整頓する
make sense：意味をなす、道理にかなう、うなずける、筋が通っている、当然である、つじつまが合う
clean up：掃除する、片付ける、浄化する、後片付けをする、部屋をきれいにする、きちんと整理する

mention：触れる、言及する、述べる、話に出す、口にする

put down：下に置く、下ろす

spicy：薬味のきいた、香料を入れた、香ばしい、香料入りの、香辛料の効いた
sauce：ソース

avoid：避ける、近づかない、回避する
sweet：甘い食べ物
on a diet：ダイエット中で

strangely：妙に、変に、よそよそしく、異様に、奇妙に、不思議なことに
usually：普段は、通常、通例、いつもは、大抵、普通
find：（ここでは）～だと感じる、～を経験する、～であると気付く、分かる
savoury：いい味のする、いい香りのする、いい匂いのする、いい風味のする

spicy peanuts：（spicyのニュアンスはこれでいいのか不明）
canteen：社員食堂，学生食堂、仮設食堂、酒保、売店

 spicy dips that you can use to make your peanuts even spicier：（ピーナッツにスパイシーなディッピング・ソースをつける、というのがピンとこない。）
dip：ディップ、ディッピング・ソース
even：（ここでは）さらに、なおさら、なお一層

explosion：爆発、破裂、噴火
combination：組み合わせ

bucket：バケツ、手おけ

race：競走する
例文I'll race you. : 競走しよう。

trick：〉だます、欺く、かつぐ、トリックにかける、計略でだます、けむに巻く
Well done：お見事
round：ラウンド、一試合
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Wikipediaによれば、かっぱえびせんの発売開始は1964年で「やめられない、とまらない」のコピーは1969年から使われているらしい。